ショッピングでマイルを貯めて海外旅行に行こうと考えているのであれば、一番効率が良いのはユナイテッド航空のマイルが貯まるマイレージプラスセゾンゴールドカードだと思ってます。
尚且つ10年以上継続して実践(ただのんびりと使っているだけ)してきたこととか感想を前回記事にしてみたんですが、、、↓↓↓
日本人なのにユナイテッドで貯めてる人って少なくない?と、ふと我に返ったしだいです。
でも、ニッチな私の口座には今もマイレージが貯まり続けておりまして、既に25万マイルほどの残高があります。。そろそろどこに行くか目星をつけないといけない時期になってきました。というか、夏なのでハワイに行きたくなってきまして、自分自身ちょっぴりざわついています。
とは言え、今年のチケットを特典航空券で予約してしまうと、特典旅行だとしても割高になってしまうので、狙うのは来年のハワイ旅行です。今からユナイテッドの特典航空券を使って来年のハワイ渡航を格安にする準備をしますので、手順をおさらいしてみます。
そうとうニッチな記事かと思いますが、お時間のある方はお付き合いください。
特典旅行で使用するマイルを確認する
ハワイ往復に必要なマイル数は最安値で50000マイルです。
もちろん特典旅行で行ける先はハワイだけではありません。世界でも最大級の航空会社であるユナイテッドですから世界各地にマイルで赴くことが出来ます。
その際の特典旅行に必要なマイルを確認するのは意外と面倒です。慣れていないとすぐにはたどり着けません。具体的に行きたい場所が決まっている人は、予約ページから詳細条件を入力して確認すると簡単です。
特典旅行の予約ページには下の写真の場所から入っていきます。
ここから入って出発地、目的地、日程などを入力すると、空席状況によって利用可能な便が表示され、必要なマイル数と発券手数料+空港使用料の合計が表示されます。発券手数料は予約した日と出発日の関係で上下してきます。早めの予約であれば安く、出発日から20日以内だと高くなる設定です。
因みにこの写真は、直近でハワイに行こうとした場合(7/31出発)の必要マイル数です。25Kとは25×1000のことです。つまりは25000マイルということになります。直近ですので手数料はかなりお高めですね。大人一人で予約状況を確認しているので、この時期でも直行便でなおかつセーバー特典(格安特典チケット)に空きがあるのは非常にラッキーですね!
↑この画面から、気に入った便の、気に入った席グレードを選んで、「選択」ボタンを押して予約を進めていくことになります。状況の確認だけであれば、往路復路ともに選択しても途中でやめればマイルは消費されませんのでご安心を。
「まだ具体的な日程も場所も決まっていないのに、なんでイチイチ入力しなきゃならないの??」というかたはこちら。何回も特典旅行をしようしている私でもなかなかたどり着けない場所に、特典旅行に必要なマイル数を簡易的に確認するページがあります。
まずはホームページのトップから、上の「マイレージプラス」をクリック
その次の画面で「特典マイルの利用」をクリック
そして、更に次の画面で「特典表を見る」をクリック
これで、たどり着いた下の画面で特典旅行に必要なマイルを確認することが出来ます。
左側の赤いアンダーバーをしている部分のように、出発地、目的地を選択すると必要なマイル数が表示されます。
通常ならば右上の赤丸部分「特典旅行およびアップグレード特典一覧」をクリックすることで、大きな特典表のPDFで必要するマイルを確認することが出来るのですが、下の引用のようにマイル利用の利便性向上に向けた新体制施行に向けた移行期のため、しばらくの間は一覧表の確認は出来ない状態です。以下ユナイテッドのホームページから引用。
昨年、ユナイテッド航空は特典のご予約方法を一新したほか、新しい手数料体系を導入、複数都市へのご旅行の一部に適用される無料の片道特典「エクスカーショニスト・パーク」を発表いたしました。そしてこのたび、フライトごとに必要マイルが異なる「エブリデイ特典」という新しい特典旅行オプションを導入いたします。つきましては、特典ごとの最大必要マイルを記載した、エブリデイ特典チャートを近日中に公開する予定です。エブリデイ特典は、スタンダード特典に代わるもので、2017年11月1日以降にご予約されるすべての航空券に適用されます。
セーバー特典も引き続きご利用いただけます。また、2017年11月1日以降にご予約される航空券に適用される、新しいセーバー特典の特典チャートも近日中に発表いたします。一部の路線では必要マイルに変更があります。たとえば、ヨーロッパ内のフライトをはじめ、米国外の地域においては、ほとんどの同一地域内短距離フライトのエコノミー特典の必要マイルを引き下げます。ただし、米国48州を発着するフライト、あるいは48州内のフライトのエコノミーのセーバー特典には、必要マイルの変更はありません。
しっかりと運用が始まると「特典チャート」なる早見表が掲載されて出発地と目的地から、どれだけのマイルが必要なのか一目で分かるようになります。
私のようにマイレージプラスのクレジットカードを発行されている方であれば、マイルは何もしていなくてもグイグイ貯まります。放っておくと私のようにマイレージが貯まりすぎてしまうので、時々特典航空券の発行に必要なマイレージを確認しておいて、貯まったらちゃんと使うようにしておくと、「いくら休みがあってもマイルを使い切れない状態」にならずに済みますw
手数料はかかるけど意外と便利な電話予約
なんでもネットで済ませるこの時代ですが、ユナイテッドの特典旅行は電話での予約受付も行っています。
ユナイテッドの電話対応デスクの番号は 03-6732-5011 です。ユナイテッド全般の問い合わせデスクデスクですが、「特典航空券について」というメニューがあるので、ガイダンスにしたがってオペレーターに問い合わせることになります。
電話で特典航空券を予約すると手数料が発生します。手数料はユナイテッドの会員ランクによって異なってきますが、私のようにショッピングマイルを使用して数年に一回旅行に行くだけの平民グレードですと、一つの予約につき25ドルが必要になります。例えば3人家族の特典旅行を電話窓口から予約したとすると三人合計で75ドルの手数料が発生します。
案外お高いですよね。でもこれだけの手数料を払っても便利な点が何点かあるのです。
1.情報が最新
ネット予約だと、スターアライアンス提携のコードシェア便など空席状況の反映や情報の更新に若干のんタイムラグがあり、HPから申し込んだとしても確定までに若干の時間がかかってしまいます。
もちろん、申し込んだ便に空きがなく確定が出来ない場合も稀にですがあるようです(私は今まで経験したことはありません)。
電話での予約の場合はオペレーターがユナイテッドの予約デスク専用の画面をみながら最新の情報で予約作業をしてくれますので、その場ですぐに便の確定が出来ます。
確実性がある部分が利点の一つです。
2.キャンセル待ちの依頼ができる
これは大きいと思います。ネット上にはキャンセル待ちのボタンすら存在しませんので。
ハイシーズンのハワイ便のセーバー特典(格安マイルチケット)争いに出遅れてしまった場合などには、とにかく便利です。せっかくの旅行ですから自分たちのスケジュールにしっくりくる便を押さえたいですよね。
特典航空券の予約は何か月前からできるの??
ユナイテッド以外でもそうなのかもしれませんが、長期休暇が取れる夏休み、正月、ゴールデンウィークなどの特典航空券の予約は思いのほか早く埋まってしまいます。
私も含め、マイレージを使用して旅行に行くことに慣れた人たちは、予約が可能になった日に即便を予約して、マイルの使用額すら格安で特典旅行に出かけます。
では、特典旅行の予約が可能になるのがいったい何か月前からかと言いますと。
11ヶ月前から!
となります。ただ、きっちり11か月前かというと、そうでもなく、およそ11か月前からという表現が適当になります。何故かというと、ネットへの反映が微妙に前後してしてしまうからです。マイルの使用額すら格安でおさめてしまいという方は、11か月前から毎晩ホームページを確認するようにしましょう。
ホームページの空席情報の更新は時間が決まっているわけではありませんが、特典旅行の予約可能日の更新は午前0時に行われているので、ちょいちょい見に行くのが良いかと思われます。
ネット予約だから可能な、特典航空券予約の裏技!
特典航空券の予約受付開始はおよそ11か月前。
でも、それだと行きの航空券は抑えることが出来たとしても復路を抑えることが出来ない!!
これこそハイシーズンの特典航空券を11か月前から押さえるに場合に、誰もがぶつかる悩みです。
「いったいどうしたらいいんだろう??」
ここで、復路の予約が解禁されるまで待ってから往復でチケットを押さえるのは中級者。上級者は片道ずつネットで押さえてしまいます。
往路が解禁されたらすぐにその日に行きの特典航空券だけ押さえて、復路が解禁されたら、その日に即チケットを押さえる。これが上級者のやり方です。
これをもし電話で行ってしまうと、一予約ごとに手数料がかかってしまうので、往路に25ドル、袋にも25ドル、合計50ドルが発生してしまいます。電話予約はなるべく「往復」で特典航空券を押さえるときに使いましょう。「往復」という一予約ならば25ドルで済むからです。
話を戻しますと、ネット予約だからこそ、予約の手数料が発生しないわけです。
マイル使用を最小限にしたいかたは、「往路」「復路」を別々にネット予約しましょう。
ただ、復路の予約をする際に出発地を間違えやすいので(私も何べんか間違いそうになりました!!)注意して下さい。
余談1:ユナイテッドの特典旅行、格安なのはどこ?
各航空会社がマイルでの特典旅行が出来る仕組みを持っていますが、航空会社ごとに割安なマイルの使い先、割安な行先があります。
ユナイテッドでお勧めしたいのは、ズバリ2か所。
1.国際線のお勧め地域はここ!
日本発の国際線でお勧めしたいのはオセアニアへの旅行です!!
???オセアニア???ってなりますよね。
ずばり「グアム」、「フィジー」、「タヒチ」などです。
セイバー特典(割安特典航空券)ならば、往復で25000マイルの格安です!
さらにはファースト&ビジネスクラスのセイバー特典を使用したとしても往復50000マイルです!!セイバーエコノミーで往復するハワイと同じマイル使用料です。
エコノミーで少し窮屈だけど憧れのハワイに行くのか、ビジネスクラスで悠々とグアムで羽を伸ばすのか!!かなり悩ましいところですよね!
オセアニアには他にもたくさんビーチリゾートがあるので、いろいろ探してみるのも楽しいかもしれませんね!
ただ、直行便が無い場合もあるので、直行便にチェックマークをいれて検索するのをお忘れなく。
2.国内線の特典航空券がお得!!
国内線、つまりはスターアライアンスで提携するANAの提携国内便を格安マイルで押さえることが出来ます。
最終目的地までの距離が800マイル以下ならば片道5000マイル、800マイル以上ならば片道8000マイルで特典航空券を押さえることが出来ます。
800マイルって?ってなりますよね。東京を例にとってみると、北は札幌、西は福岡が800マイル以内となります。沖縄は800マイル以上となりまして8000マイルが必要になります。
東京発の特典航空券に必要なマイレージ数を、ANAの特典航空券と比べてみると下のようになります。
航空会社 | 目的地:福岡 | 目的地:札幌 | 目的地:沖縄 |
ユナイテッド(シーズン関係なし) | 5000マイル | 5000マイル | 8000マイル |
ANA(ローシーズン) | 6000マイル | 6000マイル | 7000マイル |
ANA(レギュラーシーズン) | 7500マイル | 7500マイル | 9000マイル |
ANA(ハイシーズン) | 9000マイル | 9000マイル | 10500マイル |
いかがでしょうか。断然ユナイテッドの特典航空券を取ったほうがお得だということがお分かりいただけると思います。国内旅行が好きな方だけでなく、お盆やお正月に実家に帰省する際に飛行機を使われる方などには非常にお得なのではないでしょうか。
余談2:プライオリティパスをもっていると便利だったりする件
プライオリティパスという世界各地の空港ラウンジを使用できる会員サービスがあります。詳細は私のブログでも記事にしています↓↓↓
このサービスは、直接申し込むこともできるのですが、富裕層向けのステータスの高いクレジットカードを契約するとそれに付帯してくるサービスだったりします。直接申し込むと一番高いプランで399ドルもするのですが、ステータスカードをもっていると無料で付帯されるケースがおおいです。私がオススメしたいプライオリティパス付きのクレジットカードは以下の三つです。
JCBの最高峰の「JCB THE CLASS」↓↓↓
憧れのアメックスプラチナ↓↓↓
話題沸騰中のラグジュアリーカード↓↓↓
私がユナイテッドのマイレージを貯めているマイレージプラスセゾンゴールドには付帯しないサービスなので、特典旅行に出る際には、いつもプライオリティパスが気になってしまいます。
高い金額を払って直接契約するようなサービスではないと思うのですが、行き慣れていない海外の土地で、予定よりも早く空港についてしまった時などには非常に重宝するサービスです。
私のプライオリティパスの思い出でお話しできるものとしては、
出張で行ったニューヨーク、JFK空港で天候不順で帰りの便が遅れており、空港で足止めを食らったことがありました。もちろん私は平々凡々なサラリーマンですので往復共にエコノミーで押さえており、ラウンジに入る権利は持っていませんでした。このまま空港のソファでしばらく待つことになるのかと思いゲッソリしていたのですが、同行していた取引先の社長さんがアメックスプラチナのホルダーだったのでプライオリティパスで私をラウンジに同伴者として入れてくれたのです。ラウンジ内は悠々としていて、フードもドリンクもフリー。出発が遅れていた便が動き出すまでゆったり休憩できました。同伴させてくれた社長さんには感謝感謝!日本につく前に体力が少し回復したのでした。
日本国内で大幅な遅れに出くわしたことは無いのですが、海外(私の場合は特にアメリカで!)での航空便の遅れは頻繁に起こります。そういった時にはプライオリティパスが役に立ちます。
ハワイへの特典旅行を検討しながら、ステータスカードを発行してプライオリティパスをゲットしたいなと思う今日この頃です。
ユナイテッドでハワイへ行くときに必要なマイルの貯め方は?
マイレージプラスセゾンカードもしくはマイレージプラスセゾンゴールドカードを発行して、ショッピングや公共料金、税金や医療費、家賃まですべてをそれで支払っていれば簡単にマイルが貯まります。これが定石。超簡単で、何もうっとうしいことがないやり方だと思います。知らないうちにマイルが貯まっているので!
チートとしては、「陸マイラー」的な貯め方でマイルを獲得する方法があります。Pexというポイント交換サイトから、各種ポイントをユナイテッドのマイレージに交換できます。
これを利用してマイレージプラスセゾンゴールドと併せてマイルを二重取りするような形でお得にマイルを貯めることが出来ます。
ユナイテッド航空の評判は?実際どうなの??
この項はユナイテッドのマイルを貯め始める前に読んでもらったほうが良いかもしれない部分です。
せっかくマイルをためても、自分好みでない航空会社の便で特典旅行となると、せっかく頑張ってマイルを貯めたのに残念な気持ちになってしまいますからね。
とはいえ、私はユナイテッドはそこまで嫌いではないようです。自分の感想を機内食、CAさん、機材に分けて書いてみますが、ちょっとくらい大雑把でも頻繁に特典旅行に行くことのほうに重きを置きたい性分のようです。では、それぞれの感想を下に↓↓↓
機内食は??
日本発の便であれば、羽田もしくは成田の空港付近の食品工場で機内食を作っているので、問題なく美味しいです。
コードシェアでANAとの共同運航している便や、特典旅行の際にスターアライアンスの提携でANA便に乗る場合は間違いなく、ジャパンクオリティです。
では、海外発の場合はどうでしょうか。私の個人的な感想ですが、味はやはり海外クオリティになってしまいます。簡単に言うなら大味。繊細さに欠ける味になってしまいますよね。
ですが、これはANAであったとしても、メニューに和食が盛り込まれるだけで、結局のところは空港付近の食品工場で機内食を作っているので味の繊細さには掛けます。
空港付近の食品工場がどのようにメニューの材料を仕入れているかにかかっているわけです。
巷ではユナイテッドの機内食は「美味しくない」、「不味い」といった噂もありますが、何度も載っている私としては「ほかの航空会社とさほど変わりない」というのが率直な感想です。
気にすべきは、出発する空港がどこか?その空港で手配する食品工場がどこか?といことなわけです。
なので、機内食は他社と比べてもそんなにお粗末なものではありません。
ユナイテッドの航空機はどんなものを使っているの?
ユナイテッドはアメリカの最大手航空機会社である「ボーイング社」とのつながりも深いため、新型機の導入も早いですし、日本発の国際便にも新型の機体を多数用いています。
特典旅行でいくハワイであれば、直行便の場合は、ほとんどの便でボーイング社の最新型機であるボーイング787に乗っていくことが出来ます。(一部ボーイング777をで行く便もあります)
機体自体は新しいですし、その分設備も良いので、航空機材についてはそんなに不満に思うことは無いのではないでしょうか。
CAのサービスはどんな感じなの?
ANAやJALに乗りなれた方にとっては、ここが一番差を感じる部分だとおもいます。CAさんのホスピタリティについても機内食と同じように、少し大味なような気がします。
特に機内の整理、クリンネスの部分が少し残念です。食事の片づけ方や、食事を運ぶキャリーが出しっぱなしになっていることがあったりなど、ひょっとしたら人員が少ないのか、片付けがうまくできていないような印象を受けることが多くありました。
仕事などで一人で移動するぶんには別にいいのですが、特典旅行で家族を旅行に連れていくときに、CAさんの手が回っていない便に当たってしまうと、家族にストレスを与えてしまう場合もあるのでちょっと残念です。せっかくの旅行なので悠々と行きたいじゃないですか。手が回ってない便だとその点で「悠々」感が薄れてしまうのが、玉に瑕だったりします。
ハワイ行き特典航空券を押さえる際の「まとめ」
いろいろな方向に話が脱線してしまいましたが、
初めて押さえるならば、簡単な「電話予約」!!
二回目、三回目という方ならば、11か月前からの「ネット予約」で、往路と復路を別々に押さえる!!
というのがお勧めです。
余ったマイルは「国内線の特典航空券」に回したり、セーバー特典でグアムやタヒチ、フィジーを狙うのが得策です。
皆様は夏休みにどちらに旅行に行きますか?
特典航空券をうまく利用してお得に海外、ハワイに行けたらきっと、いつもの3倍くらい楽しいですよね!
本日も長文駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
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