お洒落は素材感と季節のマッチング

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女性は素材感に敏感です。

この表題で、この記事を本気で読んでくれる30代・40代のメンズがかなりいるんじゃないでしょうか?今までご自身のファッションを我流でまとめてきた人には、特に注目していただきたいと思っています。「いや、それ基本ですよ!」って皆様にも念のため。ファッション業界にいても意外と季節感に鈍感な人が多いので。。。

 

そもそも季節に合わせた服装してますか?

お恥ずかしながら、ファッション業界に身を置いているにもかかわらず、僕も30代前半までは、そんなに素材の季節の関係を気にしていませんでした。

というのもカジュアルなアイテムは、季節感よりもデザイン性やブランドのバックボーンを表現しているものが多く、商品もどちらかというとデザイン重視であるため、季節感を表現しなくても新しい商品が出すだけで買ってもらえる!という業界の構造があったからだと思うんです。もちろん各ブランドが夏っぽい素材で商品を作ってきたりもしているのですが、やっぱりデザイン性メイン。デザインで個性を出せるから季節感はあまり関係ない商品が多かったんです。

なので、素材感について、あまり気にしていないメンズも多いのではないかと思います。

 

大人カジュアルは素材が肝です!

年齢を重ねた皆さんがこのページに訪れてくれたということは、「なんかカジュアルな服装ではおしゃれに感じなくなっちゃったな。。。」という方も少なくないんだと思います。確かに今まで通りのカジュアルではお洒落にはなりません。

やっぱり今の時代を生きる30代・40代のメンズはせめて「大人カジュアル」と呼ばれるようなかっこうをしないと!!と思うわけです。

ただその「大人カジュアル」ですが、一言でいうと「シンプルなアイテムをシルエット感で見せてファッションを楽しむ」ような分類に入るスタイルです。商品がシンプルなので悪く言えば「没個性」になりやすいスタイル。。。誰でもそれなりにかっこよくなれるのですが皆同じように見えてしまう。。そこに差をつける要素の一つが素材なんですね。

 

女性はタッチとウエイトを感じている?

表題に二階も「女性」っていれて30代・40代の悩めるメンズを煽るような記事になっていますが、ファッション業界に長年いて沢山の女性の意見も聞いてきた私からすると、素材感を選ぶ時の核心(特に異性受けを狙うとき)はタッチとウエイトが肝になります。

まずタッチ。

夏ならば「リネン」や「強撚○○」といった商品に見られる肌との接地面が少ない素材を選ぶのが良いでしょう。(肌との接地面など業界の専門的な知見については後日)
シャリっとしたタッチやザラっとした肌触りがそれらの特徴になります。メンズが陥りやすい間違いとしては機能性を重視した「COOLMAX」等の素材を選んでしまうことが多いのですが、ファッションの雰囲気を出すには機能性は二の次。季節合った肌触りの物を選ぶのが良いんです。女性もそれを見て「清涼感アリ◎」のはんこを押してくれます。重量もなるべく軽めのパサッとしたものを選びましょう。

冬ならば「起毛○○」や「ウールタッチ○○」てきな、温かみのある触感の素材を選ぶのが良いと思います。こういった商品は表面にうっすらと繊維立っていて、はた目にも暖かそうに見えるからです。そして、冬のアイテムでも、メンズは機能性を追いかけてしまってファッション的に失敗して今うケースが多々あります。中でも僕が声を大にして言いたいのは、ユニクロをはじめとする量販店が展開している「表面は通年着れそうなデニムやチノで裏にフリースが貼ってあって防風と防寒の機能がととのってますよ~」っていうパンツです。これは冬のお洒落感ゼロ。せっかく冬なんですから冬らしい素材を着ましょうよ!っと。

簡単な例でしたが届いていたら幸いです。皆さんは間違ってなかったですか??

 

以上、参考にしていただけましたら幸いです。

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それでは次の記事でお会いしましょう。引き続きよろしくお願いいたします。

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